この1週間のこと
この1週間は茫然として何も手につかない状態でした。
世界が、私の知っている姿ではなくなってしまったような、心細い気持ちです。
今回の、ロシアによるウクライナへの侵攻について、ニュースを見て自分なりに考えた上で、今のところウクライナ側に非はないと私は判断しています。
一方で、ロシアの人々に対する、民間レベルでの個人的な嫌がらせなどは、許されないことだとも思っています。
失ったら二度と取り返せない、という意味で命が大切なのだとしたら、文化や、歴史的な美術品や建造物も、同じくらい大切で貴重なもののはずです。
どちらの国も、美術や建築、音楽、バレエ、フィギュアスケート、その他スポーツ、伝統的な料理や手工芸品などなど、かけがえのないものをたくさん持っているのだから、本当に大切にしてほしいです。
命がいちばん大切なのはもちろんですが、何とか生き延びたあと、心の支えになってくれるものは、そういったものたちだと思うからです。
どうか武力ではなく交渉によって解決されますように、心の底から祈っています。
このブログに書いても仕方ないとは思ったのですが、編み物や刺繍を愛する者として、このまま何も書かないでいることも後悔しそうなので、願いを込めて書き残しておきます。